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2006/03/01 / Rocketman3

ジェイ・マキナニー 「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」

ブライト・ライツ、ビッグ・シティ

<お蔵だし>

新潮社
Jay McInerney, 高橋源一郎 訳

なにが起こるというわけでもないストーリーだったがやけによかった。モデルの妻が出て行ってしまったことを後悔するところなんか、妙に心に染みた。

なんといっても特徴的なのが二人称で書かれているというところ。「一人称=作家」でも「三人称=誰か」でもなくまさに「きみ=読者」のストーリーということ。

友人のいとこのヴィッキィと過ごすひと時も印象的。母親の死の直前に交わされる会話のシーンはこの小説の中で一番よかった。自分の母親もいつかは亡くなってしまうんだということを強く思わされた。

マキナニーがレイモンド・カーヴァーのそばで小説を学んだとは知らなかったな。元になった短編のタイトル「午前六時、いま君がいる場所で」というのはなんだかカーヴァーっぽいけど、ラストシーンのことだろう。こっちのタイトルのほうがよかったな。

あと出版社の友人の女性もいいキャラクター。こんな友人がいたらな。もう一度読み直してきちんと感想を書こう。マイケル・J・フォックス主演の映画のほうも見てみようか。 20030424

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